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同性介助について

MHN の介助は、原則として同性介助です。

障害者(高齢者の場合も)の介助は、「力仕事は男性、家事は女性」という性別役割分担のもとで行われることが多く、たとえば女性の障害者の入浴介助を男性が行う(その逆もあります)など、障害者自身の性はないがしろにされがちです。私たちは、障害当事者の性も介助者の性も大事にしたいという思いから同性介助にこだわって派遣をしています。

障害者の方の体験談


Sさん(女性)
 自立生活20数年。20代の頃、ボランティアの男性の介助者がいました。当時Sさん自身結婚しており、その介助者にもパートナーがいたので割り切って介助をしてもらっていましたが、もしお互いに独身だったら「介助に来てくれるのは、自分を好きだからかな?」と誤解してしまったかもしれません。


Yさん(女性)
 彼女は3年前から24時間の介助を入れて自立生活をしていますが、母親が年をとってきて、このままだと父親の介助を受けることになりそうだということも、自立生活をしたいと思うようになった動機のひとつでした。

 


Sさん(男性)

 彼は、子どもの頃は施設で女性の介助を受けるのがあたりまえだった。何年か前に、緊張が強くて20代の女性のPT(理学療法士)に緊張をほぐす動作をしてもらったときに、からだが密着してかえって緊張が強くなってしまった。この時「異性に対する意識」が再生されました。

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