特定非営利活動法人

町田ヒューマンネットワーク

同性介助について考える

●なぜ、同性介助にこだわるの?
 2001
年5月27日、市町村障害者生活支援事業の一環として、恒例の介助講習会が市民ホールで行われ、スタッフも含めると50人近くの参加がありました。


テーマは『同性介助を考える』

 障害者の場合、病院や施設で異性から介助を受ける機会が多く、介助をする方もされる方も、「性をもつ存在」であることを考えないようにしてしまいがちです。

 町田ヒューマンネットワークは、「障害者も性をもつ存在であることを大切にしたい」と考え、介助派遣やヘルパー派遣において、「同性介助」を基本にしてきました。
 そのような、介助における性の問題を考えようと、少し変わった趣向での講習会を行いました。

●それぞれの体験から
 11:00より、3人の車いすのシンポジストを迎えて、シンポジウムが行われました。
 コーディネーターは、MHN創設メンバーのひとりで、現在は運営委員である樋口恵子さん。
 
 まず、国立市に住む境屋うららさん
 自立生活20数年。20
代の頃、ボランティアの男性の介助者がいた。当時うららさん自身結婚しており、その人にもパートナーがいたので割り切って介助してもらっていたが、もしお互いに独身だったら、「介助に来てくれるのは、自分を好きだからかな?」と誤解してしまったかも、という体験談を話してくれました


 次に、町田市在住の山本奈緒子さん。
 彼女は3年前から24時間の介助を入れて自立生活をしていますが、「母親が年をとってきて、このままだと父親の介助を受けることになりそうだということも、自立生活をしたいと思うようになった動機のひとつだった」と話してくれました。

 最後に、MHNスタッフの関根善一さん。
 彼は、子どもの頃は施設で女性の介助を受けるのがあたりまえだった。何年か前に、緊張が強くて20代の女性のPT(理学療法士)に緊張をほぐす動作をしてもらったときに、からだが密着してかえって緊張が強くなってしまった。この時「異性に対する意識」が再生された自分を実感したというエピソ-ドを交えた体験を話してくれました。

●異性介助を体験しよう
 お昼は、サンドイッチやジュースをみんなでとりながらの交流会。
 和気あいあいとしたひとときでした。
 後半は実際に同性介助と異性介助を感じてみようということで・・・

1.Tシャツ等をズボン等の中に入れる。
2.首周りを手拭きで拭く。

 この2つを、2人ずつペアになって交代で行い、それを同性同士、異性同士で行って、その心の動きを感じてもらいました。そのあとの話し合いでは、「同性同士のときは意識しないのに、異性になると気を使ってしまい、介助がしにくかった」という感想が多く出されました。

 技術よりも、「気持ちを感じてもらう」ことがメインだった今回の講習会は、参加者にとっても印象が強かったようで、「またぜひこのような場を企画してほしい」という声もあり、意義深い1日でした。

 どんなに重い障害があっても何らかのサポートがあれば、地域の中で主体的に生きられるのです。

私たちは❝エンジョイ!自立生活❞を合言葉に、そのサポートを可能な限り行い、自立の道を当事者の立場で模索しながら実現させていこうとする団体です。

ヘルパーステーション・マイライフは同性介助が基本です。

詳しくはお問い合わせください。

042ー724ー8599

開所時間9:30~17:30  (日曜・祝日・年末年始を除く)

主な空きシフト

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2019.10.19

更新しました